海外旅行の行き方

 

ツアーじゃなくて個人で海外に行きたいけど、中々勇気が出ない。
そんな人の背中を押したいと思います。
基本的には航空券を買って、ホテルを予約すれば行けます。
この記事を参考にして、海外個人旅行を楽しまれる人が増えれば嬉しいです。

 

 

航空券を買う

どこの航空会社を使ってどのルートで行くか次第で、ずいぶん料金が変わってきます。
スカイスキャナーなどの検索サイトを利用したり、現存のツアーを参考にして、探してみてください。
慣れるまでは、乗り換えのない直行便や、最終目的地まで同じ航空会社の利用をお奨めします。

 

1. 航空会社で買う

インターネットで公式サイトから買うと手数料がかからず、航空会社によってはすぐに座席指定が出来るので、早ければ早いほど希望の座席が選べます。
うっかり日付けや名前を間違えて予約してしまうと、変更手数料や取り直しのキャンセル料がかかるので、深夜便の日付けや日付け変更線による時差、そして名前(アルファベット)に気を付ければ大丈夫です。
電話で買えば、うっかりの危険はないけど、5,400円程度の手数料がかかります。

 

2. 旅行代理店で買う

安心感はあるけど、手数料が高いのが難点です。
ちなみにJTBでは9万円以上の航空券は10%、9万円以下は8,640円の手数料がかかります。(2018/7/20現在)
座席指定が出来る場合もあるけど、リクエストなど確約ではない場合も多いので、座席にこだわりたい人や、手数料を節約したい人には航空会社での購入をお奨めします。

 

3. 格安海外航空券販売サイトで買う

エクスぺディア、ena、エアトリなどの販売サイトで安く買える場合がありますが、コールセンターへ電話しても中々繋がらないなどの意見があります。
店舗がないので、予約後に変更やキャンセル、欠航などの際には、電話やメールでのやり取りしか方法がないので、要注意です。
座席を選べない場合が多いようです。

 

4. マイルについて

搭乗すればマイルが加算されますが、例えばJAL国際線のエコノミ―クラスだけでも13種類の航空運賃があります。(%はマイルの加算率)

 

 

大まかには【安い=加算率が少ない】です。

 

 

5. 乗り継ぎ時間について

航空会社では最低乗り継ぎ時間を設定していて、その時間をクリアしていない航空券は販売しません。
なので、何もなければ乗り継げるはずですが、飛行機の遅延やイミグレが混んでいて進まないなんて事があります。

ハラハラしながら空港内を走ったあげく間に合わないよりも、離陸する飛行機を眺めながらコーヒーの一杯でも飲みながら待つ方が良いと思うのです。

航空会社側の理由で乗り継ぎが出来なかった場合は、後発の便を用意してくれますが、それでも限られた旅行日程を変更せざるを得ません。
ギリギリ搭乗できても、荷物が間にあわなくてロストバゲージになる可能性もあります。
リスク軽減の意味で、余裕ある乗り継ぎをお奨めします。

 航空券を買う際の注意点として、キャンセル料はいくら?
 座席指定はできる?
 マイルは付く?
 乗り継ぎ時間は大丈夫?


それらをチェックして、自分に一番合った航空券を購入してください。

 

 

ホテルを予約する

バックパッカ―のようにリュック一つなら現地へ行ってから探す事もできますが、スーツケースをゴロゴロしながら探すのは大変です。
しかも大抵は早い時期に予約した方が、同じホテルでも安く予約ができるので、航空券の予約と共にホテルの予約をお奨めします。

1. ホテルの公式サイトで予約する

公式サイトからの予約が最安値を謳っているホテルがあるので、まずは料金と空室を確認します。
実際に行ったらアップグレードされていた、なんてラッキーな事があるのもホテルへ直接予約した場合が多いです。

2. ホテルの予約サイトから予約する

Booking.com、エクスぺディア、じゃらん、楽天などなど、沢山あります。
公式サイトより安く泊れたり、ホテルを比較できるので便利です。

公式サイトが満室でも、予約サイトだと空いてる場合があるので、チェックは必須です。
サイトによっては、国内に連絡先がなかったり日本語での対応不可のところがあるので、日本語対応してくれるサイトの方が安心感はあります。

3. 民泊、アグリツ-リズモ、B&Bなど

民泊大手のAirbnb(宿泊体験はこちら)、イタリアのアグリツ-リズモ(農園ホテル)、B&B(ベッド&ブレックファースト)など、ホテル以外にも宿泊施設があります。
現地での農業体験や、オーナーとの交流など、ホテルとは一味違った滞在を楽しめます。
もしホテルが満室でも、民泊なら空いていることがあるので、選択肢に入れておくのも良いんじゃないでしょうか。

 

 

現地の手配をする

ツアーなら空港へ着くと迎えが待っていてくれますが、個人旅行の場合は自力で移動します。
…と言っても難しく考えなくても大丈夫。
国内旅行と何ら変わりありません。
空港へ着いたら、街まではバスか電車かタクシーが一般的ですが、海外でも同じです。

 

1. 公共交通機関を利用する

ほとんどの空港には、現地の人が通常利用するバスや電車があります。
香港やイスタンブールなど、日本のSuicaのようなICカードがある街だってあるし、もちろん切符を買って乗れば大丈夫。
言葉が分からなければ、窓口で行きたい場所を言えば(見せれば)伝わるはず。

電車の場合、ヨーロッパなどは乗車前にホームにある刻印機で刻印しておかないと、切符を持ってても無賃乗車扱いになるなど、ちょっとしたルールさえ知っておけば、意外と簡単です。

 

2. 送迎を頼んでおく

深夜の到着だったり、あまり治安の良くない国の場合は、ベルトラなどで予め空港送迎を依頼しておくことができます。
また空港送迎のサービスをしているホテルもあります。(利用体験はこちら)(有料/無料)
料金を確認して到着便名を連絡しておけば迎えに来てくれるので、深夜に女性一人でタクシーに乗るより安心です。

 

3. タクシーを利用する

一番高いけど一番便利なのは、何と言ってもタクシーです。
だけど一番安全と言えないのが残念なところ。
白タクではなく、ちゃんとしたタクシーを選ぶこと。
ホテルまでのだいたいの距離と料金を調べておけば、乗る際の参考になります。

 

4. 現地の観光ツアーを予約する

アクセスが悪かったり、公共交通機関がなかったりで、個人では行き難い観光スポットがあります。
そんな時は、現地ツアーを上手く利用するのも一つの方法です。

JTBやHIS,ベルトラなどで事前に予約する事ができますし、現地に着いてから、ホテルや観光案内所などで予約することもできます。
日本語ツアーと英語のツアーではかなり料金が違うので、比べてみてください。
英語でもOKなら、トリップアドバイザーなどのクチコミをチェックして、評価の高い現地のツアー会社に申し込むとより楽しめると思います。
利用体験はこちら

 

 

 

 

 

 

もしもの時には…

もしも飛行機が遅れたり、乗り継ぎが出来なかったらどうしよう。
英語がしゃべれないけど、もしもの時にどうしたら良いの?
こんな不安を持っている人もいるんじゃないでしょうか。(ピンチの体験はこちら

言葉に関して言えば、スマホに翻訳アプリを入れておけば安心です。
英語はもちろんですが、その他の言語でも活用してみてください。
コツは長文ではなく、誤変換しにくいシンプルな短文を使う事だと思います。

さらには、美味しいレストランや、興味のあるショップなどを調べておけば完璧です。
添乗員さんがいなくても。グーグルマップが道案内してくれるので、ショップでもレストランでも迷う事はありません。

そのためには海外で使えるスマホやタブレットが必要ですが、海外用Wi-Fiルーターレンタル、国際ローミング、現地のプリペイドSIMを買うなど、方法は色々あります。
私はGigskyという世界90ヶ国で使えるSIMを利用していますが、どの国に行くのか、何カ国行くのか、どの程度使いたいのかなどの条件で選んでください。

時間に縛られる事なくのんびりと、あるいは興味ある場所をアクティブに、自由気ままな旅行を是非楽しんでください。
応援します!