2017年11月
一生に一度は見たいオーロラ。
だけど、はるばる行ってもし見えなかったら悲しい。
でもアイスランドなら、世界一広い露天風呂ブルーラグーンや氷河があるから、もしオーロラが見られなくてもきっと楽しめるに違いない。
それに国全体がオーロラベルトに入っているから、オーロラが見える確率も高いらしい。
北極圏なのに、地熱のお陰でそれほど寒くないみたいだし。
よし!アイスランドに行こう!
氷の洞窟へも行くツアーだと、50~60万くらいするけど、個人で手配すれば約半額。
・航空券 14万円
・ホテル(4泊) 7万円
・氷の洞窟と氷河ハイキング1泊2日ツアー 8万円
・ゴールデンサークル日帰りツアー 1万円
・オーロラツアー4時間 1万円
・ブルーラグーンへのバス代と入場料 1万
概算ですが、合計32万程度で行けます。
氷の洞窟に行かなかったら、24万円ほど。
一番接続の良かったJALで、岡山空港 ⇒ 羽田空港(地上移動)成田空港 ⇒ ヘルシンキ ⇒ ケフラヴィークを往復予約しました。
岡山空港からケフラヴィークまでのスル―チケットなので、乗り換えが間に合わなかったり、雪で遅延や欠航になっても航空会社が何とかしてくれるはず。
ホテルは、市内の観光スポットへ徒歩範囲でクチコミ評価が高いホテルフロンと、ブルーラグーンに近いノーザンライトインに決めました。
半年以上前に予約したけど、みるみる値上がりして空室が無くなってます。
アイスランドって人気があるんですね。
それにしても、ヴァトナヨークトル氷河のブルーケイブ(氷の洞窟)へのツアーが、“バカ”がつくほど高い!
レイキャビク発だと高いけど、赤線部分を運転して近くまで自力で行けば、現地発の2万くらいのツアーがあります。
そこで、アイスランド在住の方にお聞きしてみたら、
「慣れない旅行者にとって、冬のドライブは超危険!お勧めしません。」との事でした。
(実際に行ってみたら、このアドバイスの有り難さが身に沁みました。)
命あっての物種なので、高いけどアウトドア専門のツアー会社が主催する、レイキャビク発の氷の洞窟ツアー1泊2日に申し込みました。
現地の人によると、安いツアーの場合、崩れる心配のある洞窟に案内する事があって、ビックリする事があるとか。
そしてゴールデンサークルツアーとオーロラツアーに申し込み、ブルーラグーンのチケットをネットで買って、空港からホテルまでの送迎の予約と、レイキャビックからブルーラグーン近くのホテルへのバスの予約もしました。
我ながら完璧!
さて次は、何を着て(持って)行こう。。。
調べてみると、11月のアイスランドの気温はマイナス3度くらいだけど、風がとてつもなく強く、体感温度はかなり低いらしい。
行った人のブログや体験談を見ながら、
≪上半身≫
・極暖ヒートテック
・ウールのセーター
・厚めのフリース
・ライトダウン
・ゴアテックスのレインウェア
・ニット帽 + 手袋2重 + ネックウォーマー
≪下半身≫
・極暖ヒートテックレギンス
・裏起毛パンツ
・ゴアテックスのレインウエアパンツ
・靴下2重 + スノ―ブーツ。
温度に合わせて脱ぎ着できるように用意しました。
実際に、これで全く寒い思いをすることなく、観光できました。
別に回し者ではないですが、ノースフェイスのブーツは評判通り、本当にダウンを履いてるみたいに温かかったです。
それにしても調べれば調べるほどアイスランドって物価が高い!
超高い!
腹が立つほど高い!
消費税が25%なので、しょうがないけども。
貧乏庶民なので、レトルトご飯にレトルトカレー、カップ麺、コーヒーやおやつなど、どっさりと用意しました。
いつもの湯沸かしポットも必須です。
新たに、モンベルのアルパインサーモボトルを買いました。
(このサーモボトル、すごいです。朝入れたお湯が、昼はまだヤケドするほど熱い。
カップ麺も余裕です。夕方でもまだ熱々のコーヒーを飲めて、翌朝ですら熱いコーヒーが作れた優れもの。)
これらの食料と湯沸かしポット、そしてサーモボトルは、現地でとっても重宝しました。
もちろん、節約する必要のない方々は身軽にお出かけくださいね。
それからもう一つ、もしオーロラが出たら絶対に撮影したいので、ちょっと大きくて重い三脚も買いました。
ある程度の重さがないと、風で揺れて三脚の役割を果たさないんだそうです。
カメラ初心者なので行ってみて初めて分かったけど、オーロラ撮影に三脚は必須アイテムでした。
もしかしたら準備の買い物だけで、もう一回アイスランドに行けるんじゃね? Σ( ̄ロ ̄lll)
出発は、何日停めても駐車料金が無料の庶民の味方、岡山空港から。
わくわくしながら待ってたのに、遅れた乗客を待ってから出発。
予定していた羽田空港⇒成田空港行きのリムジンバスに乗れず、あわててJALに遅れる事を電話で説明したら、チェックインカウンターを開けててくれました。
ちなみに成田空港のチェックイン締切時間は、出発60分前です。
やっと間に合った飛行機の席に着いて、ホッと一息していると、もうロシア上空。
何もありませんね、はい。
1回目の機内食。
水をボトルでくれるのは嬉しいです。
2回目の機内食は、人生初の吉野家の牛丼。
映画を3本見て、2回の機内食を食べてたら、あっと言う間に着きました。
10時間なんてすぐです。
ヘルシンキでの乗り継ぎが40分しかないので、サクサクと自動パスポートコントロールを通って、ジャストな時間。
もう一度言いますが、サクサク行ってちょうどです。
うろうろしてたらヤバいです。
ここからケフラヴィークまでは、フィンランド航空。
北欧の航空会社は座席指定に料金がかかるので、どこでも良いと思っていたら、足元の広い非常口席でラッキーでした。
向かいに座ったCAさんによると、9月に太陽フレアの大爆発があって、首都のヘルシンキでも、ものすごいオーロラが見えたそうです。
こればかりは「運」ですね。
岡山を出発して、約20時間でアイスランドに到着!
早いです。
空港からのレイキャビク市内への一般的な行き方はバスだけど、30分ごとの出発時間を待って市内のバスステーションまで行って、そこでミニバスに乗り換えてホテルまで行くので、結構時間がかかります。
友人達と4人だったので、空港バス料金に少し上乗せ程度で直接ホテルの前まで送ってくれる、Time toursという送迎サービスの会社があったので、そっちを予約しました。
お金はないけど、根性もないんです。すみません。
寒いけど、日本の冬とそう変わらない気がするレイキャビクに到着しました。