知床五湖を満喫してから、知床の中でも一番行きたかったカムイワッカの湯の滝へ。
温かい温泉が流れる滝って、天国?
知床自然センターでバスのチケット(往復¥1,300)を買って、湯の滝まで約40分。
バス停から歩いて7~8分ほどで、滝の入り口に到着です。
少し上がった写真左手の、絶対に濡れないであろう石の上に靴を置いて
自然センターで買った、滑り止め付きの靴下に履き替えて登ります。
「すべらん」と言う事で、受験生に人気があるらしい。
合格するかどうかは知らないけど、滝を登って行くのは効果あり!
ヌルっとする水の中の、ちょっと急な岩登りでも怯むことなく登れます。
素足で登って怪我したり、滑って全身ずぶ濡れのままで帰りのバスに乗るとか…
いやーーー!
滝は、ほんのり生温かいだけで、これが温泉?
と思ったけど、上へ行けば行くほど少しずつ温かく温泉らしくなってきました。
この滝壺。
水着を着て来れば良かった!
滝壺の温泉に浸かってる人達は、準備万端ちゃんと水着を着てきたみたい。
くぅ、羨ましい。(>_<)
取りあえず、膝まで浸かってみたところ
強酸性の温泉成分がワタクシの肌には合わなかったようで、浸かってた部分がチクチクします。
バスの中の説明でも、「アトピーの人はかぶれる事があります」と言ってたような…
アトピーじゃないけど、心と同様デリケートな私の肌には強すぎたようで。
水着で全身浸かってたら、エライ目に遭うとこでした。
危ない、危ない。
それでも、温泉が流れる滝の岩登りは楽しかったし、貴重な体験でした。
バス停にはちゃんと、男女別の簡易トイレが設置してありました。
こんな山の中なのに、ちゃんとしてますね。
ホテルで小休憩して、夕方から知床クルーズに参加します。
なんだか盛りだくさんな一日。
ゴジラ岩観光の、ヒグマが見れる(かもしれない)ルシャコースを予約しました。
ウトロの有名なゴジラ岩。
確かにゴジラに見えます。
このすぐ側にある港から出航します。
進行方向に向かって、左側がお奨めとの事。
申し込んだ順に乗れるって聞いてたけど、すでに30人の団体さんが乗船していました。(ガッカリ)
まぁ左側じゃなくても、観光ポイント色々は楽しめます。
滝とか
岩場にいるオジロワシとか
オホーツク海のブルーに
地下水が浸みだした所に着いてる、珍しい苔も。
それから、午前中に行ったカムイワッカの滝が海に流れ落ちている所もしっかり見れました。
結局、船の椅子には座らず、船首でヒグマを探すスタッフと一緒に立って見ていました。
肌は弱いけど、船には強いんです。
一生懸命探してくれたけど、この日ヒグマは現れず。
でもまぁ、朝見たし。
スタッフさんの説明や解説を聞いたり、疑問に答えてもらったりしながら観光できたので、満足です。
船には強いぜ! って方は船首でスタッフさんとお話しながら乗ってみてください。
きっと、より一層楽しめます。
写真の「斜面に小熊がいるけど、相当良い双眼鏡じゃないと見えないな」と言ってました。
鹿なら、普通の双眼鏡で見えたんだけどね。
残念でした。
たくさんのカモメに見送られて、港へと戻ります。
忙しい一日の最後を締めくくるのは、オホーツク海に沈む見事な夕日。
最高です。
知床の自然を満喫しました。