縄文杉まで行った翌日はきっと歩けないに違いない、と予想していたので、翌日の午前中はゆっくり寝て、午後からは足を使わない安房川のカヤック現地ツアーを予約しました。
ガイドさん曰く、「今日の午前中は水量が多すぎて危ないので、カヤックツアーは中止になったんですよ。
今日は縄文杉も入山禁止になってます。」
どこまでも運の良い私達。
山とは違った屋久島の自然を味わえて、何より爽快感がスゴイ!
台風のせいで濁っているらしいけど、それでも十分きれいな安房川。
ガイドさんの興味深い屋久島の話に加えて、初心者にも優しい指導、その上防水カメラで撮ってくれた写真をDVDに入れて、自宅へ送ってくれるサービスぶり。
良いガイドさんに当たると、数倍楽しめますね。
屋久島カヤックツアー、お勧めです。
夕食はホテルから歩いてすぐの「いその香り」で島魚にぎりを食べました。
トビウオや首折れサバなど、どれも美味しかったです。
そして最終日は、もののけ姫で有名になった白谷雲水峡へ。
朝イチで受け付けをすると、「昨日は大雨で入山禁止だった。あなた達は運が良いね。」と言われました。
どこまでも運が良い。w
1時間半ほどで、苔むす森に到着。
朝早いと人がいないので、一層神秘的な感じがします。
そこからの登りはちょっときついけど、頂上の太鼓岩まで頑張る。
帰りは途中から原生林に入り、大回りの奉行杉コースへ。
苔に囲まれた河原に座って、前日に予約しておいたお弁当を食べながら休憩します。
昨日のカヤックのガイドさんに勧められて来たけど、ほとんど誰とも会わないし、静かだし、景色はきれいだし、時間と体力さえあれば、奉行杉コース、お勧めです。
ガイド付きにしようかどうか迷ったけど、体力と気分次第で自由にコースを変えられるように、自分達だけで行きました。
目印の赤いリボンに沿って歩けば大丈夫です。
どこを歩いても苔がキレイな屋久島。
約8時間かかった白谷雲水峡トレッキングは、のんびりペースで歩いたのであまり疲れることなく、マイナスイオンをしっかり浴びて気分爽快でした。
トレッキング中は、ドライフルーツやビスケットなど、携帯食を時々食べてると元気が長続きします。
山を降りたらグリーンホテルに帰って、ホテルの温泉で汗を流して、風呂上りの一杯は島名物のタンカンジュース。
これ、想像以上にめちゃ旨でした。
荷物をピックアップしてレンタカーを返却したら、夕方の便で伊丹空港へ。
月に35日雨が降ると言われる屋久島ですが、天気ばかりは予測不可能なので、運を天に任せて行ってみてください。
さすがは日本初の世界遺産だけのことはあります。