マカオのコタイ地区には、ド派手な高級ホテルがズラ――ッと並んでます。
例えば、「ホテルの宝石箱や~~」がコンセプトらしいMGMは、総工費34億米ドル。
宮殿の名前が付いてるウィン・パレスは、15分おきに噴水のショーがあったり、ゴンドラがあったり。
珍しい8の字型の観覧車がある、スタジオ・シティはハりウッドから進出。
エッフェル塔がシンボルのパリジャン。(まんまやないかいっ!?)
その中にあって庶民の味方、地味なシェラトンに3泊しました。
地味だけど、4000室もあるメガホテルです。
会員なので、専用のチェックインカウンターでチェックイン。
通常のレセプションは、チェックインをする人で長い行列ができていました。
日本じゃ見たことない埋め込み式のモニターで、お客さんとの間を邪魔するものがなく、フラットなテーブル。
デラックスルームのお部屋はこんな感じ。
ちなみに一番安い部屋がデラックス。
通常のデラックスよりもちょっとだけ高い、コタイビューにしてみました。
硬さがちょうど良いベッドの寝心地良し、バスタブとシャワーはセパレート
バスルームとトイレは一緒
スリッパとバスローブあり。
プラス料金を払ったコタイビューの夜景を期待して、カーテンを開けると・・・
ホテルとホテルの間からちらっと見えるだけ。
違う、想像したのと違う。
何というか、もっと煌びやかな感じかと思ってた。
もやもやしながら寝た翌朝、「満室でゲストが多いから、朝食はこっちで食べてね。」と振り分けられたレストランBENEに行ってみると、事前にチェックしていたヌードルやおかゆのライブキッチンが無い。
どういう事かな?
チェックインの時に、「レストランFEASTの方が良いです」と言ったら、「どちらも内容は同じです」って言ったのに、、言ったのに、、、言ったのに・・・
同じだったのは、オムレツと
シャンパンだけ。
日本人はあまり文句を言わないから嘗められてる?
食後レセプションに行って、「部屋変えて! 朝食のレストランも変えて!」と、やんわりと ww お願いしました。
結果、後の2泊は同じスカイタワーのこんな夜景が見えるお部屋に。
これよ、これっ!
このゴージャスな夜景こそがマカオってもんじゃない!?
そして朝食のレストランFEASTにはちゃんと麺のライブキッチンや
おかゆやお肉のライブキッチンがありました。
全然同じじゃないじゃん!
はちみつだってあるし
パンもいっぱい
しかもレストラン自体が、朝の寝覚めに相応しい明るい雰囲気
他にも納豆などの和食や、ブリー・ブルー・エダムなど日替わりで4~5種類のチーズ、包子などの中華、スモークサーモンや生ハムなどの洋食をつまみに、飲める友人は朝シャン三昧でした。(洗髪ではない)
BENEの朝食は、品数が少なくても、のんびり食べたい派には良いかも。
プールもあったけど、マカオといえど冬だから?
人っこ一人いなかったので、結局行かず。
シェラトンは、このエリアの中では安いし、何よりホテル群のほぼ真ん中にあって、どこに行くにも便利。
便利と言ってもどのホテルもバカが付くほどデカいので、道路を隔てた向かいにあるベネチアンの中にあるエッグタルトの有名店に行くだけで、片道20分もかかりました。
しかも広すぎて何回行っても迷うので、もはや遭難してる感じ。
トレッキングにでも行くつもりの装備をおすすめします。
街歩きのつもりだった私の足は、疲れ果てて最後には言うことを聞きませんでした。
足痛い。
マカオなので、もちろんホテル内にはカジノがあります。
最低レートが¥3,000くらいなので、庶民は両替のためだけにカジノを覗いてみました。
一万円札を出して、「5000円だけ両替したいんだけど」と言ってみるも、「おつりはない!(キリッ)」と言われる始末。
そりゃ、そーだよね。 そんな貧乏人に用はないカジノです。
シェラトンでは2つの朝食レストランとちょこっとカジノに足を踏み入れただけだけど、料金からすればCPの高いホテルだと思いました。
おまけの昼間の部屋からの眺め