サファリと言えばアフリカのイメージだけど、実はネパールの世界遺産チトワン国立公園でも楽しめます。
インドとの国境に近い、かつては王家の狩猟地だったジャングルです。
ポカラでアンナプルナを満喫した後、友人Aはカトマンズの自宅へ帰り、友人Bはヨガ道場へ行ったので、一人で車と運転手をチャーターして4時間半かけて行って来ました。
ポカラからチトワンへの交通アクセスは良くないので、車をチャーターするのが一番簡単です。
途中の村で運転手に「ここまでだ、降りろ!」と言われ、
「まっ、そう言わずにランチを奢るからチトワンまで乗せて行ってよ」と、ご機嫌を取りながら無事ホテルへ到着。
最悪の運転手に当たったけど、ヒマラヤの山々と雪解け水の流れる川沿いの素晴らしい風景を見ながらのドライブは、気持ち良さMAX。
途中でちょっと道を逸れると、ブッダ生誕の地ルンビニがあります。
やれやれな思いでホテルに到着すると、オーバーブッキングで部屋がない。
こんなジャングルの村で部屋がない。
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食い下がりました。
食い下がって聞き出したところによると、急遽エライ人が来たのでどーにもならないとの事。
金と権力に弱いホテルのマネージャーは、金も権力もない、か弱い日本人が泊る部屋をあっさりとエライ人に渡してしまい、可哀想な日本人は近くの小汚いホテルへと追いやられました。
金も権力もないけど、根性だけはある日本人は、脅してお願いして翌日はスイートルームをゲット!
そのくらいはしてもらわないと、ね。
気を取り直して、まずは小さなカヌーに乗ってワニを見に行く、クロコダイルツアーへGo!
(これらのツアーは全てホテルのアクティビティ)
いたる所にワニがいて、カヌーが引っくり返ったら一巻の終わりじゃん、みたいな細いカヌーでゆらゆらと揺られながら川を下ります。
翌日は張り切って、念願のエレファントサファリ。
ガイドさんによると、トラに遇う確率10%以下、サイ50%、鹿70%、猿100%との事です。
残念ながらトラには遇えませんでしたが、サイ、鹿、猿、クジャクに遇えました。
翌日もう一度エレファントサファリに参加してみたけど、ベンガルトラはいませんでした。
はやり激レアの模様。
それでも、サイの親子に遇えたから良しとしておきます。
ブッシュの向こうにそびえるのはヒマラヤ。
ボケた写真なので分かり辛いけど、アフリカとはまた一味違った絶景です。
2泊3日を楽しんだ帰りは、最寄りのバラトプルからカトマンズまで飛行機で30分。
意外と近いですね。
ホテルは安いし、アクティビティはホテルでセットになっててお手軽だし、オーバーブッキングにさえ遭わなければ、格安でサファリを楽しめるチトワンは超穴場です。